規制で天井がなくなりハイエナ終了!?パチスロ販社もヤバイ!

まずは以下の文を見てみましょう。

解釈運用基準の緩和措置で平成20年に認められた、いわゆる小役の優先制御に規制を設ける方向で最終的な調整に入ったことが分かった。

会では、「ボーナスフラグ成立時に、入賞や再遊技が高確率で当選することにより、ボーナス図柄の表示確率が大幅に低下する仕様は、当選した役物を遊技者が任意に作動させることができない恐れがある」とし、その性能を規制する。実施時期については未定だが、関係者によれば早々にも対応が迫られる見込みだ。

この、ボーナスより小役などを優先するリール制御は、5号機パチスロにおけるゲームシステムを飛躍的に発展させた一方で、いわゆるゼロボーナスなどと呼ばれる機能にも進化。結果的に、高純増ATに代表される射幸性の上昇を招いていた。

もっとも、高純増ATに関しては、すでに開発することはできなくなっているが、小役の優先制御自体は、ノーマルタイプも含めた現行機でも搭載している機種は多く、この規制による影響は多岐に及ぶことになりそうだ。

また、ART機能についても新たな制限を設けた。ART機能を搭載した遊技機は、全てのゲーム期間を、通常区間と有利区間で区分。このうち、有利区間を表すARTは、設定によって変化しない完全確率で抽選することとした。

抽選契機については、設定差のない小役などを用いるほか、内部ボーナス成立時にはARTの発動抽選が行われないようにする。加えて、ART中のいわゆるゲーム数上乗せなどについては、設定差を設けない前提で搭載できるものの、過度に射幸性をあおる機能としないように留意することも伝達された。

遊技通信web様より引用

分かり易く要約すると以下の様な感じです。

小役制御が廃止されARTはいかなる状況でも完全確率で抽選し設定差をつけてはいけません。

小役優先制御はまだしもARTに関する規制は色々と致命的です。

しかも設定にも触れてきています。

今まで台の仕様や機械割りに影響する規制はあっても設定という部分に本格的に触れてきた規制はありません。

これの意味する所は大きいと思います。

それでは今回の規制の影響を考察していきましょう。

天井が搭載不可に・・・

全てのゲーム期間を、通常区間と有利区間で区分。このうち、有利区間を表すARTは、設定によって変化しない完全確率で抽選することとした。

という文面が示すとおりなら・・・天井は「完全確率」ではないので無くなる可能性が高いですね。

仮に天井が搭載できるとしてもノーマル機だけでしょう。

台の仕様が一気に制限される

ARTへの当選率が全設定共通ということはARTやA+ARTなども作りづらいです。

設定差を設けられるのがボーナスだけですからね・・・

恐らく作れる台はRT機能を搭載した台とかでしょう。

販社も他人事ではない

専業をやってる方には驚愕の規制内容だったことでしょう。

そして販社や我々家スロッターにとってもいいことではありません。

AT機だけでなくART機の可能性も完全に潰されました。

そうなると史上にはノーマル機が出回りません。

家スロのメインは何だかんだARTやAT機ですからね。

これでは販社さんも商売上がったりです。

メーカーがまた何かしらの抜け穴を見つけてくれるのを祈るしか無いでしょう。

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